境内探訪

本堂

昭和20年(1945年)、戦災により本堂は消失。その後、昭和32年(1957年)に、現在の本堂が再建されました。 内陣には、ご本尊である十界曼荼羅、日蓮聖人像が安置されています。
晴れた日にはカーテン越しに、木漏れ日のような光が差し込みます。 静寂の中で時の流れを感じることのできる場所です。 当山の本堂は、一般の方にも開放しています。 どうぞ、椅子に座ってみてください。

鐘楼

当山の境内には、鐘楼が二つあります。
ひとつは、境内のほぼ中心にある鐘楼です。 境内は平成16年、大規模な境内改修工事を行いました。 その際に、新しく建立されたのがこの鐘楼です。梵鐘には寄進していただいた方々の名前が刻まれています。 また、梵鐘の中央に記された雲雷寺の銘は、当山住職の直筆文字によるものです。
そして、もうひとつの鐘楼は、本堂の頂にあります。
今はもうほとんど鳴らされることのないこの梵鐘ですが、上町台地が一望できるこの場所から長年、大阪の街の喜怒哀楽を見守り続けてきました。

雷虎(らいこ)の岩

  • 山門を入ってすぐの場所に大きな岩があります。
    この岩には、とても珍しい文様があります。 よく見ると虎が大きく口を開いて雄叫びをあげています。
    その姿の激しいさまと雲雷寺にちなんで“ 雷虎(らいこ)の岩 ”と呼ばれるようになりました。